こんにちは、Webデザイナー&マーケターのMariko(@revedesign_m)です。
前回に引き続き、お客様から一番よく聞かれる「 SEO 」についてです。
今回はSEO対策の具体的な方法とおすすめのツールについてわかりやすく説明していきます。
SEO の概念から学びたいという方は、こちらの記事からご覧ください。
SEO について大まかな内容について書かれているものはよく見かけますが、実際に何をすれば良いのか細かく書かれているものは少ないですよね。
それもそのはず。実は、Google検索のアルゴリズム(サイトの評価基準)は200以上の項目をもとに順位決定していると言われていて、さらにそのアルゴリズムも定期的に見直しをされているのでいつ変わるかわからないのです。
もちろん200以上ある全ての基準について説明することは難しいので、経験上ここを押さえておけばOK!というSEO対策の具体的な方法を10項目に分けてご紹介したいと思います。
- ブログを更新する時のSEO対策の具体的な方法を知りたい
- 記事を書く際に、SEO目線で何に気をつければ良いのかポイントを知りたい
- SEOの文章構造の仕組みを知りたい
Googleに評価される条件とは?
具体的な対応方法についてご説明する前に、まず最初に大前提として忘れて欲しくないのが「Googleに評価される条件=ユーザーにとって価値があるサイト」ということです。つまり、機械的に判断するGoogleに、ユーザーにとって価値があるサイトであることをどのように上手く伝えるかがポイントになってきます。SEO対策ばかりに目を向けすぎてユーザーの利便性が置き去りになると、結果的にペナルティの対象になったりアルゴリズムが変わった時に減点対象になる可能性もあります。あくまでも「ユーザーにとって価値があるサイトに育てる」ということを常に念頭に置いた上で、SEO対策に取り組んでいただきたいと思います。
では、サイト運営の際に役立つ具体的なSEO対策の方法について見ていきましょう。
SEO内部対策の具体的な方法
冒頭でもお伝えしましたが、ここからは私が個人的にご紹介したいSEO対策の具体的な方法について解説していきます。
数多くあるアルゴリズムの中でも、比較的重要とされていてさらに簡単にできる対策に絞っていますので、何から始めれば良いかわからないという方は、まずこの10項目にポイントを絞って取り組んでみてください*
SEO対策の方法1 頻繁にコンテンツを更新
まずは、コンテンツ(ブログでいうと記事)の更新頻度についてです。Googleはドメインの年齢(ドメインを取得してからの年数)をみていますが、ただ古ければ良いというわけではなく、更新されながら運用されているということがとても重要になってきます。
また、ただ闇雲に更新すれば良いというわけではなく、質の高い記事を高頻度で更新することが重要です。
この質の「高い記事」というのが、なかなか難しいんですよね。
「質の高い記事」とは、簡単にいうとターゲットのお悩みを120%解決できるような記事です。お悩みを解決するだけでなく、さらなる新たな気づきを与えられるような記事を意識しましょう。
ターゲットのニーズにあった記事を更新するのはもちろんですが、既にある記事の見直しまでできると運用としてもかなり上級者になります(検索順位やユーザー行動のパフォーマンスが低いページを改善するなど)。
ブログではなくホームページの場合は、なかなかブログのような記事を更新するのは難しいかと思います。その場合は、お客様の声や体験談、新着情報などで制作の段階からなるべく更新できるような仕組みにしておくのがおすすめです。
ターゲットのニーズを把握したり、既存コンテンツの分析には以下のツールがおすすめです。
SEO対策の方法2 他サイトより独創的なコンテンツ
Googleは似たようなコンテンツに低い評価をつけると言われています。絶対に避けて欲しいのが、他サイトからテキストをそのままコピーすることです。これは、Googleからコピーコンテンツとみなされ、度が過ぎるとペナルティを受ける可能性もあります。ご自身の体験や経験をベースに独自性を出して、知識を交えながらオリジナルの記事を作成することが重要です。
私はYoutubeやセミナーなどで記事のアイディアをもらうことも多いです。他の媒体であればコピーコンテンツにならないので、そこからアイディアをもらって自分流に膨らませて記事にするのもおすすめです。
自分にしか発信できない情報を書くことで、自分の記事の価値を上げましょう。
他のサイトからコピーせずに自身で書いた記事であれば、まず安心して大丈夫かと思います。それでも心配な場合、以下の無料チェックツールで他のサイトで類似記事がないか確認することができます。自分の記事が他のサイトで使われていないか確認する際にも使えます。
SEO対策の方法3 1ページ1キーワードが基本
SEO のお話になると一番話題に出るのがこの「キーワード」。 SEO でいうキーワードとは、その記事のテーマのようなものです。主要キーワード(テーマ)数が多くなればなるほど記事のテーマが分かりにくくなり、何について書かれているのかGoogleが判断できず記事としての評価が下がることになります。記事を書く前に、必ず狙うキーワード(テーマ)と構成を決めてから書き始めましょう。
例えば、「 SEO 対策方法」「 SEO キーワード」「 SEO 集客」などを全て一つの記事で書くよりは、それぞれのテーマごとに記事を分けて書いた方が、その記事が何について書かれているのか分かりやすくなります。さらに、いきなり競合が多いビッグキーワードを狙うより、競合が少ないロングテールキーワードから優先的に記事を書くことをおすすめします。
キーワード選定はGoogleの関連キーワードやサジェスト機能が便利です。その他、以下のようなサイトでも特定のキーワードの競合性やボリュームを確認することが可能です。
SEO対策の方法4 タイトルタグとメタディスクリプションタグのキーワード
タイトルタグは、そのページが何について書かれているのかを示す題名のようなものです。
メタディスクリプションタグは、そのページに書かれている内容の要約文のようなものです。実はメタディスクリプションはGoogleの SEO に直接的な影響はないと言われていますが、Googleの検索結果画面で表示されるのでユーザーがクリックしたくなるような魅力的な文章を書くことが重要になってきます。
また、画面に表示される文字数についても考慮する必要があります。この文字数は結構頻繁に変わってくるのですが、2020年7月現在ではタイトルタグが30〜35文字、メタディスクリプションタグがPC画面で90文字~120文字程度、スマホ画面では70文字程度が省略されずに過不足なくページ概要を記載できる文字数となっています。 途中で切れてしまうことを考えると、もちろん狙ったキーワードは前の方に書いた方がユーザーの目に止まりやすいです。
どちらも検索するユーザーの気持ちになって考えることが重要です。検索したユーザーは何か課題を解決したくて検索しているかと思います。そのユーザーが思わずクリックしたくなるタイトルと文章を考えましょう。
SEO対策の方法5 hタグ(見出し)の適切な構造
ブログを書く前に、まずはhタグの正しい構造について理解しましょう。
h1の後にh4があり、その後にh3があるというように、見出しタグの順番が不規則になっているサイトをよく見かけます。見出しタグを不規則に使用するとGoogleの評価が下がる可能性がありますので、これは絶対に避けましょう。h1>h2>h3というように、規則に従って見出しタグを使いましょう。
この記事でいうと、h1が「【SEO】初心者でも簡単にできる!SEO対策の方法とおすすめツール」、h2が「Googleに評価される条件とは?」と「SEO内部対策の具体的な方法」、h3が「SEO対策の方法1 頻繁にコンテンツを更新」など各SEO対策の方法の見出しになります。
たまに、見出しで分けずに日記のように文章だけ書かれる方もいますが、何についての記事かをGoogleに伝える機会を損失してしまっているのでとてももったいないです。またユーザー目線でも、文章だけずらっと並んでいるとそれだけで読む気をなくしてしまいますよね。Googleにもユーザーにも分かりやすく伝えるために、見出しで記事の内容をわけて分かりやすい構成で書く癖をつけましょう。
h1タグは1ページにつき1つという決まりがあります。ブログでいうと通常タイトルにh1が使われますので、記事内の見出しはh2から始めるようにしましょう。
SEO対策の方法6 hタグ(見出し)のキーワード
見出しのキーワードも SEO の観点ではとても重要になってきます。比重としては、h1タグが最も重要とされていて、次にh2、h3・・・の順となります。さらに、見出しの最初の方のキーワードの比重が大きいので、狙ったキーワードはなるべく前の方に入れるようにしましょう。
SEO対策の方法7 画像の代替テキスト(alt属性)
WEBサイトを見ている中で、画像が表示されていない代わりにその画像を説明するテキストが表示されているのを見たことはないでしょうか?これは、制作者もしくは運用者がしっかり画像の代わりとなる代替テキスト(alt属性)を指定しているからです。
alt 属性を指定すると、Googleなどの検索エンジンや画像を表示できない環境のユーザーに対して、その画像の内容を示すことができます。これにより、Googleが質の高いサイトとして評価してくれる可能性が高まります。
また指定するキーワードは、なるべく具体的な説明にしましょう。
例えば、こちらの画像にalt属性を指定するとします。
この場合の良い例と悪い例を紹介します。
- 「マウイ島のONO GELATOのアイスクリーム」
- 「マウイ島、ジェラート、海、旅行」
- 「アイス」
SEO対策だからといって、狙ったキーワードをなんでも詰め込むのは良くありません。また、短すぎるのもよくないので、上の良い例のように画像を具体的に説明するようにしましょう。
SEO対策の方法8 リンクのアンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクの飛び先をユーザーに伝えるためのテキストです。「ココをクリック」や「詳細はこちら」、「Read More」などをよく見かけますが、 SEO の観点では実はあまり良くない例となります。このような曖昧なリンクよりも、「SEO対策のセミナースケジュールを見る」などのようにリンクの飛び先の説明をテキストに入れた方がGoogleに飛び先を伝えることができ、評価されやすくなります。
SEO対策の方法9 画像の圧縮によるページスピードの改善
WEBサイトにアクセスした際、なかなか表示されずそのページから離脱した経験はありませんか?
このようにWEBサイトの表示速度はユーザビリティや離脱率に大きな影響を与えるため、 SEO の観点でも重要視されています。
そのために日々の運用の中でできることは、画像の圧縮です。サイトの表示スピードの重要項目の中でも、「画像サイズ容量」は上位に挙げられます。アップロードする前にサイズを確認し、圧縮する癖をつけましょう。
私の場合、基本的に画像のサイズは300KB以下におさめるようにしています。アイキャッチ画像(記事の一番上の大きな画像)などの大きく表示する画像でも1MB未満にしています。画質とのバランスを見ながら、可能な限り圧縮しましょう。
先日、Googleが2020年9月から全サイトをモバイルファーストインデックス(MFI)へ移行することを発表しました。モバイルファーストインデックスとは、これまで検索エンジンがパソコンサイトの内容を基準にインデックスしてコンテンツの質を評価していたのを一変させ、スマートフォンサイトを評価の主軸にしてインデックスするというものです。モバイル検索においてもWEBサイトの表示速度は SEO に影響を与えるものとして重要視されていますので、特にスマートフォンの表示速度についてはしっかり確認するようにしましょう!
私がいつも使っている圧縮ツールは以下の「JPG圧縮」ですが、Googleで検索すると他にもいくつか出てきますので、ご自身が使いやすいものを選んでください。ページの表示スピードのチェックはGoogleの「Speed Insight」で確認できます。商用サイトやブログなどで90点以上を目指すのは至難の技ですので、70点をクリアしていればまず問題ないかと思います。(もちろん高得点なことに越したことはないです。)
SEO対策の方法10 内部リンクによるページ回遊
内部リンクとは、WEBサイト内のページ同士を繋ぐリンクのことです。関連のあるページをリンク先にすることで、リンク先とリンク元両方のページの品質が高まります。これにより、Googleがサイト内を回遊しやすくなり、検索エンジンに記録(インデックス)されやすくなります。
SEO対策の方法まとめ
初心者でも簡単にできるSEO対策10項目をご紹介させていただきました。
この他にもたくさんの要因に左右される SEO ですが、まずは1年間、この10項目を本気で意識して更新してみてください。必ず、検索順位が変わるはずです。
ページを更新する前にぜひ以下の項目をチェックしてから、公開してみてくださいね*
- 他のサイトとのコピーコンテンツはないか?
- タイトルタグとメタディスクリプションタグは設定しているか?
- 1キーワード(1テーマ)に絞ったコンテンツになっているか?
- 見出しの構造は適切な順番になっているか?
- 見出しの前方にキーワードが含まれているか?
- 画像はalt属性(代替テキスト)を設定しているか?
- アンカーテキストは飛び先がわかるように記載しているか?
- サイズが大きい画像は圧縮しているか?
- 関連ページへの内部リンクをつけているか?
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