こんにちは、Webデザイナー&マーケターのMarikoです。
ホームページ制作を検討中の方が気になることの一つが「ホームページ制作の流れ」ではないでしょうか?
特にWEB初心者の方だと、サーバーやらドメインやら難しい単語だらけのサイト制作は難易度が高く感じるかと思います。
そんなホームページ制作に不安を持っている方のために、今回は制作会社にお問い合わせした後からホームページ公開までの流れや依頼者側でやるべき作業についてご紹介いたします*
小規模なホームページ制作から200ページ以上にわたるWEBサイト制作まで携わってきた経験から、一般的なホームページ制作の流れを分かりやすくご説明していきます。
- ホームページ制作を依頼したいけど、制作の流れが分からなくて不安。
- 依頼者側が準備することを知りたい。
- 制作者と依頼者でどのようなやりとりがあるのか分からなくて不安。
ホームページ制作の依頼〜公開までの流れ
ホームページには、コーポレートサイト、ブランドサイト、ブログサイトなど様々な種類があり、ホームページの種類や規模、依頼先(Web制作会社もしくはフリーランスなど)によって制作期間や流れは異なります。本記事でご紹介するホームページ制作の流れは、以下の条件をもとにご紹介いたします。
- 5ページ程度の小規模ホームページ
- 企画からしっかりと作り込む(単なる名刺代わりのホームページではない)
- オリジナルデザインで設計したWEBサイトにWordPressでブログ機能を実装する。(WordPressの既存テーマを使用しない)
- フリーランスに依頼する(1人で制作)
この条件で制作する場合の全体の制作の流れは以下の通りです。紫色の部分は依頼者側での作業が必要となります。
小規模のホームページでも、オリジナルデザインのホームページを企画からしっかりと作り込むと制作期間は3ヶ月はかかります。
また、「原稿・画像準備」は基本的には依頼者側で必要な作業になるので、全てを丸投げで終わるという考えは捨てた方が良いでしょう。ホームページは制作者と二人三脚で一緒に作る意識を持つことが、質の高いホームページを作る上で大切な心構えになります。
オリジナルのテーマではなく、WordPressの既存テーマを使用して制作する制作者が増えていますが、この場合は費用を削減でき、制作期間もグッと短縮できます。制作者によって変わってきますが、表の「サイト設計」のフェーズがなくなり、「制作フェーズ」の工数もおおよそ1/3程度に短縮できます。どちらが良いのか制作者さんに相談して、それぞれのメリットやデメリットを確認しましょう。
ホームページ企画フェーズの流れ
ここからは各フェーズで依頼者側がやるべきことや流れを一つずつ説明していきます。
企画フェーズはホームページを制作する上で、最も重要なフェーズです。コンセプト設計やターゲット選定などの企画フェーズが、ホームページの成功を左右すると言っても過言ではありません。
実は制作前の事前準備が最も重要だなんて、最初はなかなか想像つかないと思いますが、本当にここの部分がしっかりできているかどうかで成果にも大きく差が出ます。
1. お問い合わせ
ホームページ制作を依頼するには、まずはホームページのお問い合わせフォームなどから気になる制作者さんにコンタクトをとってみましょう。その際には、以下の2つを伝えておくと問い合わせ後もスムーズに進むのでおすすめです。
- ホームページの目的と予算
- ホームページで誰に何を伝えたいのか
ここが明確になっていないと、制作者からのご提案やお見積もりが不十分になってしまうことがあるので、良い提案をもらうためにも時間をかけてじっくり考えておきましょう。
2. ヒアリング
お問い合わせをした後は、制作者からご提案と見積もりに必要なヒアリングシートが送られます。ホームページ制作の目的やターゲット、サービスや商品の強みや特徴、デザインのイメージや伝えたい内容など細かくヒアリングすることが多いので、せっかくの機会ですので、今一度自分の事業やコンセプトを見直してみましょう。
私の方で制作する場合は、一緒にブランディングやコンセプト設計からサポートすることも可能ですので、自分で考えるのがご不安な方はお気軽にご相談くださいね*
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3. ご提案・お見積り
ヒアリングシートで伝えた内容をもとに、制作者がご提案とお見積もりを作成します。私の場合はオンラインミーティングで最初のご提案とお見積りについて、直接ご説明させていただいています。その提案とお見積りをもとにさらに詳細をヒアリング・ご相談をし、ご要望に応じて最終的なご提案とお見積りをお出しします。
ここでは依頼者側が準備するものは特にありません。制作者からの提案を聞いて、正式に依頼するかどうか検討しましょう。
せっかく直接プロの制作者とお話する機会ですので、わからないことや不安に思っていることは遠慮せずに直接聞いてみましょう!
発注後は契約書の締結や着手金の支払いなどの手続きをして、制作開始になります。(契約書締結の有無や支払い金額は制作者によって異なります。)
企画フェーズの流れで依頼者がやるべきことまとめ
- ホームページを作る/リニューアルする目的を明確にしておく
- 誰に何を伝えるのか(ターゲットと伝えたいこと)を明確にしておく
- サービスや商品の強みや特徴を整理する
- 予算を決めておく
- 理想のデザインをイメージしておく(参考サイトなど)
- 不明な点や不安なことは制作者に聞いてクリアにしておく
ホームページ制作フェーズの流れ
制作フェーズでは制作者が進行管理を行うので、基本的には制作者からの依頼に応えていればスムーズに進みます。
制作フェーズで一度確定したサイトの全体像(サイトマップ)やサイト設計(ワイヤーフレーム)に後から修正が発生すると、時間ロスになるだけでなく、追加作業が発生すると費用が追加になるケースもあります。制作フェーズでは制作者からの確認依頼があった場合はこまめに確認し、大きな認識の差異が生まれないようにすることが重要です。
「任せておけば大丈夫」という考えで適当にチェックしていると後々大きなトラブルになることもあるので、確認作業だけは怠らないようにしましょう。
1. サイト設計
サイトマップやワイヤーフレームというものでWEBサイトの構成を決めていきます。基本的には制作者側がデザイン性やユーザーにとっての使い勝手、SEOなどのバランスを考慮して構成を提案してくれるので、依頼者側はそれを確認し、気になる点があれば制作者に伝え、修正を繰り返してサイトの構成を確定します。
2. 原稿・画像準備
ホームページ制作の中で最も依頼者側での作業が必要な工程になります。確定したサイト設計に沿ってテキスト文と挿入する画像素材を用意します。
この辺りも制作者の指示に沿って、テンプレートに入力したり所定のフォルダに画像をアップロードすれば問題ないです。
3. デザイン
原稿・画像準備と同時進行で、制作者側ではデザイン案を作成していきます。原稿と画像が確定したページからデザインを作成し、実際にどのようにWEB上で見えるのかをイメージできるような形でご提案します。
4. コーディング・システム開発
確定したデザイン案をWEB上で見れるよう、コーディングとシステム開発の作業を制作者側で行います。このフェーズでは依頼者側で必要な作業は特にないのでご安心ください。
お問い合わせページに掲載する電話番号やホームページに掲載するSNSのアカウントなど細かい確認が必要なケースはありますが、制作者から確認があった場合に答えるようにすれば問題ないです。
この段階でドメインとサーバーが必要になるため、ご自身で取得する場合はこのフェーズに入るまでに取得をして情報を制作者に伝えましょう。
私の方では、ドメイン・サーバーの取得サポートも無料※で行っていますので、お気軽にご相談くださいませ。ご希望に応じて、取得代行も承っています*
※ホームページ制作をご依頼頂いたお客さま限定のサービスです。
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5. テスト環境で確認
コーディングとシステム開発が終わったページから、実際にWEB上で確認できるようになります。制作者から確認があったページから、順次チェックしていく作業になります。
「ホームページに誤字・脱字がないか」「スマホで閲覧しても崩れていないか」「お問い合わせの機能は正しく動作しているか」など確認しましょう。
納品後の修正は追加費用がかかってしまうケースがほとんど。最終確認はしっかりと時間をとって確認しましょう。
制作フェーズの流れで依頼者がやるべきことまとめ
- サイトマップやワイヤーフレームの確認
- 原稿と画像の用意
- デザイン案の確認
- WEB上で実際のサイトの確認
公開・運用フェーズ
テスト環境で問題ないことが確認できて、修正も完了したらいよいよ本番公開(誰でも見れる状態)になります。
ホームページは公開してからが本番です。ホームページ制作のことを考える際、どうしても制作〜公開までに目が行きがちですが、この運用面がとっても重要です。
どんなに質の高いホームページを制作しても、その後何もせずに放置していたら残念ながら廃れていってしまいます。特にSEO(Googleの検索結果の画面で上位に上げること)は一時的に頑張って成果が出るものではなく、継続的にコンテンツを更新したり、アクセス分析をして改善していく必要があります。
運用面は初心者には難易度が高いため、運用もプロの制作者にサポートしてもらいながら、しっかりホームページを育てていくことがホームページ制作の成功の鍵になります。初期投資で終えたい気持ちも分かりますが、価値のあるホームページに育てるためには、この運用面にも費用をかけることを強くおすすめしています。
ホームページ集客のための運用にはSEO対策やコンテンツマーケティングなどWEBマーケティングの専門知識が必要になります。WEB制作者を選ぶ際には、事前に「Webマーケティングの知識や実績があるのか」を確認しておくと良いでしょう。
ホームページ制作の流れまとめ
最後に、ホームページ制作の流れのポイントをまとめておきます。
- 依頼前にホームページ制作の目的や事業の強みなどを整理しておく
- ホームページは公開するまでに短くても2〜3ヶ月は想定しておく
- 運用面もホームページ制作の流れの一部として重要視する
制作者に「丸投げ」では、なかなか成果の出るサイトは作れません。プロの制作者にサポートしてもらいながら、二人三脚で質の高いホームページを育てていくという意識の元取り掛かると、一生物の資産になるくらいの質の高いホームページを持つことができるはずです*
ホームページ制作の無料相談も承っています*
私の方では制作前の企画から制作・運用までを、初心者の方にも丁寧に分かりやすくサポートすることを心がけています。
以下のような安心してご依頼いただけるサポートやサービスを整えていますので、ご不安な方は一度お気軽にご相談くださいませ*
- オプションでコンセプト設計やターゲット選定から徹底サポート
- やるべきタスクとスケジュール表を作成し、都度分かりやすく丁寧に進行
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